なかでも、菅野よう子は世界的に、というか日本好きの人間の間で圧倒的に知られている。そんな彼女の傑作はこれだろう。
テクノだけど民族的な味わい。これは聞いたことのない音楽だった。
wikiを読むと、彼女についてこう書いてある。
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クラブミュージックに見られる繰り返しの多いミニマルな展開やキックの4つ打ちもあまり好きではなく、「Cowboy Bebop remixes music for freelance」のリミキサーの選定をしていた渡辺信一郎や佐藤大に対して「これは音楽じゃない」「マシンが鳴っているだけで気持ち悪い」等と言い、二人から大量のクラブミュージックのレコードを聞かされたという逸話がある。
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面白い。渡辺信一郎、佐藤大、グッジョブです。
彼女の生映像もある。
東野美紀もゲーム音楽からはじめた人。なんとコナミで『グラディウス』の作曲をしたときにはまだ学生で、バイトだったとのこと。そんな若い人がファミコン創世記を支えていたのか、と今になって知る。
ちなみに、コナミでは作曲家が集まってコナミ矩形波倶楽部というバンドを作っていたんだけど、そのアルバムなんかを聞いても案外普通なんだよね。そういうバンド音楽より、当時のしょぼい音源で作られた8ビット音楽のほうが先端だった気がする。
ところで、彼女のインタビューが面白い
http://www.gpara.com/contents/creator/bn_257.php
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今、個人的に興味があるのは子供の観察です(笑)。娘がまだ1歳のころ、私が友人とひとしきり電話したのち、彼女は携帯を持って「ペチャペチャ ペチャプ~。バ~イ♪」と言って私を真似たんです。よく「ぺちゃくちゃ喋る」といいますが、言葉が確立されていない赤ちゃんの耳には、大人のお喋りは「ぺちゃぺちゃ」と聞こえているようです。ささいな事ですが、感動しませんか? これはほんの一例です。神秘的な事件は日々起きています。
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この話聞くだけで彼女が魅力的な人だってのがよく伝わってくる。
ちなみに、イーアルカンフーも彼女の作品だ。
加古隆は職業音楽家ではないだろうけれど、多くの映像音楽を作っているのでここに挙げたい。まずは何よりも『映像の世紀』のテーマ曲
いろんなテレビ番組をみてきたけれど、これが一番だった。その栄光ある番組を見事に飾った音楽だった。加古隆はほかにこんなのも作っている。
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